プロジェクトの作成
Djangoの仕組み
DjangoはMTVモデルを採用しています。
下記のイニシャルを取ったものです。
- Model(データベースに格納されているデータ)
- Template(テンプレートファイルによって定義されたそれぞれのページのデザイン)
- View(どのページを表示させるかを決定する処理)
用語説明
- ルーティング(urls.py)
- URLからどのアプリケーションやビューに処理を渡すかを指定します。
- ビュー(views.py)
- モデルにデーターベース操作を指示し、テンプレートに表示用のデータを渡します。
- フォーム(forms.py)
- フォーム画面で入力されたデータを保持します。
- モデル(models.py)
- データベースと連携します。
- テンプレート(xxx.html)
- HTMLのテンプレートにビューから受け取ったデータを埋め込み表示します。
プロジェクト作成
Djangoは1つのプロジェクトと1つ以上のアプリケーションで構築します。
複数のアプリケーションを作成して、互いに依存しないようにすると、管理が楽になります。
django-admin startproject
コマンドでプロジェクトを作成します。
(myvenv) ~$ django-admin startproject mysite .
環境設定変更
settings.pyを修正してプロジェクトの設定を変更します。
mysite/settings.py
ALLOWED_HOSTS = ['*']
LANGUAGE_CODE = 'ja'
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
STATIC_URL = '/static/'
STATIC_ROOT = os.path.join(BASE_DIR, 'static')
データベースのセットアップ
migrateコマンドをすることでデータベースがセットアップされます。
(myvenv) ~$ python3 manage.py migrate
Webサーバーを起動する
(myvenv) ~$ python3 manage.py runserver
URLにアクセスすると、Webページが表示されます。
Webサーバーを停止するには、Ctrl + Cを同時に押すと停止します。